開催期間2023年6月8日(木)~7月26日(水)14:59まで
※ネタバレを含むため、備忘録として配信より1週間遅れて記事にしています。
第一話 神の使いの村
主人公たちの活躍で目覚めたレイドック王とシェーラ王妃。
レイドック曰く夢の世界のムドーはいなくなったが、現実の世界(下の世界)でのムドーは日増しに強大な存在となっているという。
夢と現実の世界を行き来できるレックたちに、レイドック王は自分の代わりにムドー討伐を依頼する。
しかしムドーの島に渡るための船がレイドック城にはなく、神の使いとされるゲント族の村にて神の船を借りるように勧めらられる。
ゲント族の村につくと、長老の孫である「チャモロ」に出会う。
しかしチャモロはレイドック王の頼みとはいえ、ゲントの民でないものに船を貸すわけにはいかないという。
するとどこからともなく謎の声がチャモロに語り掛ける。
「チャモロよ…この者たちを返してはなりません。この者たちと共に神の船でムドーの島に向かうのです。そしてあるべき姿を見届けよ」と。
チャモロは神の声を聴き、レックたちが伝説の勇者であることを受け入れる。
神の船を貸す代わりに旅に同行することにしたチャモロ。そしてこの先の世界をチャモロ自身の目で確かめに行く。
第二話 ムドー再び
封印を解いた神の船でムドーの島へと到着する。
ムドーのもとへ行こうとすると、突然バーバラが船に残るといいだす。
無理強いするのもよくないと言う事でバーバラには船の見張りをしてもらうことに。
そしてムドーの居城。
そこでハッサンの姿をした石像を見つける。動いていない。死んでいるように眠っている。すると急に光りだす石像。ハッサンと融合したかのように見えた。
何かを思い出したハッサン。
実はレックとハッサン、バーバラは過去にこの城に来たことがあったというのだ。
そこでムドーに挑み、ムドーの術によって、体はムドー城で眠りにつき心だけが夢の世界に飛ばされていたのだった。
レックはまだ思い出せないでいるようだが、記憶を取り戻したハッサンはめきめきとチカラがわいてくるのを感じている。
3人は過去に一度ムドーに敗れている。そこから長い夢を見ているかのようだと、ミレーユが語る。
しかし夢の中での経験は3人を強くしているはず。今度こそムドーを倒しに。
ムドーの部屋に到着すると過去の嫌な記憶がよみがえる。
何度来ても負けはしないと強気なムドー。再び石となり永遠のときを悔やむがいいとまたしても妖術を仕掛ける。
石になってしまうレックたち。
すると、ラーの鏡が輝きだしあたりを照らす。
なんとムドーの術を打ち破ることに成功するのであった。それでも余裕の笑みを浮かべるムドー。
最後の決戦が始まる。
何とか無事ムドーを倒し、例ドック王へ報告しに帰路につく
レイドック王からはこの世界の住人として感謝される。
するとシェーラ王妃がレックに語り掛ける。
やはりあなたはレック王子。と。
レック王子?何のことかわからないレック。
シェーラ曰く、レックは例ドックとシェーラの息子レック王子、正しくはレック王子の見ている夢なのだと。もしそれが事実ならレックの実態がこの世界のどこかに眠っているはず。
自身の記憶、正体を知るためにレックはハッサンたちとともにまた旅立つのであった。
旅立とうとする際、レイドック王からダーマ神殿復活の夢を見たと聞かされる。転職することが必要になった際はダーマ神殿に訪れることを勧められ一行はレイドック城を後にする。
第三話 青い服の剣士
もう一人のレックを探し、アークボルトの国にやってきた。
アークボルト城ではまものを倒す勇敢な戦士を募集している。その理由とは旅人が利用する旅人の洞窟に巣くう魔物を倒してほしいとの事だった。もし魔物を倒した暁には王家に代々伝わる雷鳴の剣が褒美として与えられる。張り切るスラミチ。
王様が言うにはレックたちよりも先に青い服を着た剣士が向かったのだという。褒美も早い者勝ちなので一行は急いで旅人の洞窟に向かうのだった
洞窟につくと、何かのたまごのかけらが散らばっている。おそらく青い服の剣士がやったのだろう。
すると洞窟の奥ではバトルレックスが卵を壊された悲しみで、青い服の剣士に襲い掛かろうとしている。助けに入ろうとすると、青い服の剣士は「手を出すな!」と言い放ち一人でモンスターに立ち向かう。あっという間にモンスターを倒してしまう剣士。残念ながら雷鳴の剣は青い服の剣士に取られてしまう。
そんな中ミレーユは剣士を見て何か思う事があるようだった。
第四話 砂漠の町
旅人の洞窟をぬけたレックたちはもう一人のレック探しに上の世界に戻ってきた。
砂漠の真ん中に町が見える。町の名はカルカド。見ての通り何もない街。井戸も枯れかかっており、多くの住人はしあわせの町に移民しようと考えているようだ。
しあわせのまちとは?と考えていると、商人とシスターに声を掛けられる。二人曰く、カルカドの西の岬に満月の夜に不思議な浮島が現れるという噂があるらしい。
その浮島にのれば何の苦労も悩みもない、しあわせの国に行けるのだという
今宵は満月。
何の苦労も悩みもない島。果たして本当にそんな島があるのだろうか。少し気になったレックたちは調べてみることにする
第五話 しあわせのくにへ
浮島につき、ドリンクを飲んでいると眠りについてしまう。
レックたちが眠っているまに、浮島は幸せの国へ到着していた。
「キキッ起きろ!」と、何者かに起こされ目を開けると、大勢のまものに取り囲まれていた。
どうやらしあわせの国とは人間を連れてくるための餌であり、実際には魔物ジャミラスが支配する国のようだ。目的がわからないまま神殿に連れていかれる。
神殿の中は魔物がたくさんいる。レックたちと一緒に島に載ってきた人たちが祭壇の前に並ばされている。
すると三つ目の鳥型のまものが同胞たちに向け、魔族の繁栄を提唱している。ムドーがいなくともジャミラスがいる限り魔族は滅びぬ!と。
祭壇前にいる人々は黒き神々へのいけにえとして連れてこられたのであった。
そんなことはさせない!と、ジャミラスに対し、戦いを挑む。
ムドー同様、ジャミラスにも勝利したレックたち。
ジャミラスは自身の死に際にレックたちがムドーを討伐した張本人であることに気づく。
そして今際の際に〇〇様・・・と誰かの名を呼ぶ。聞き取れなかったが、明らかにムドーやジャミラスより上の存在がいる事をにおわせる。
ジャミラス討伐後、他のまものたちはちりぢりと逃げていく。
連れてこられた人たちも正気を取り戻し、しあわせのくにがなかったことに嘆きつつも、だまされていたところを助けてもらい感謝を伝える。
しかし今まで連れてこられた人たちは、いけにえとなってしまっていた。助けられなかったことを悔やむレックたちだが、祭壇の下から無数の光が天に上がっていく。
きっと生贄にされていた人たちの魂が解放されたのだ。
しあわせの国という悪夢から解放され、実体のもとへ戻っていく事が許されたのだろう。
レックたちはレック自身を探す旅を続けるのであった。
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