開催期間2023年6月1日(木)~7月26日(水)14:59まで
※ネタバレを含むため、備忘録として配信より1週間遅れて記事にしています。
第一話 眠れる王と王妃
下の世界のレイドック城へやってきた一行。上の世界同様にぎやかな町。
旅の商人から国王と王妃が一年以上も眠り続けているという話を聞く。その上王子は行方知れずとのことでレイドックの行く末を不安視されている。
上の世界ではレイドックは眠れぬ王と呼ばれていただけに、上下の世界は似ているようで異なるようだ。
するとソルティ兵士長に王子と間違われるレック。しかしソルティ兵士長と同じ顔をした男はソルティではなく、トム兵士長だという。それにレックの事を王子とは?話を聞く間もないまま、王と王妃に会いに行くことに。
寝室では、王と王妃が眠っている。王の顔は上の世界のレイドック王よりもずいぶん年を取っているようだ。王妃が何かうわごとをつぶやいている。「かがみを・・・・。かがみさえあれば・・・。」
王様と王妃に対するレックの態度に本物の王子なのか確かめるトム兵士長。幼くして亡くなった王子の妹の名前を答えろと問われる。ターニアと答えるレック。
妹の名前を間違えたレックにトム兵士長は、レックを偽者とし、兵士たちに捕まえるように命令する。
お城から追い出されたレックたちは王妃がつぶやいていた「かがみ」が気になっている。上の世界のレイドック王は同じように「ラーの鏡」を探している。これはただの偶然なのか。。。
いずれにせよラーの鏡探しをすることで何かわかるかもしれないと先を急ぐ。
第二話 月鏡の塔へ
月鏡の塔。そこにラーの鏡があるとうわさされている。
そこで半透明の女性(バーバラ)に出会う。バーバラは自分のことが見える人間を探しさまよっていたようだ。バーバラが言うにはラーの鏡があれば自身が移るのではないかと思い、月鏡の塔へやってきたのだという。
グランマーズにもらった夢見のしずくをバーバラに振りかけると主人公たち同様、透明から元通りになり感謝される。折角だからラーの鏡を見たいと、バーバラもパーティに加わる。どうやらバーバラは名前以外覚えていない。記憶がないらしい
祭壇の上にラーの鏡を発見する。レイドック王に届けに行こうとハッサン。バーバラはラーの鏡を一目見れたので分かれるというが、記憶を失っており、これから先どうすればよいか悩む。レックたちと馬が合いそうなのでと半ば強引に一緒についていくことになる。
目的のラーの鏡を手に入れたため、レイドック城(上の世界)に戻ることに。
第三話 映し出された真実
上の世界のレイドック王にラーの鏡を渡すレックたち。
これで魔王ムドーの正体を暴き、決着をつけると意気込むレイドック王。
魔王ムドーとの戦いにはレックたちにも参加してほしいと頼まれる。作戦を立てるのでひとまず待機を命じられるが、夜が更けても一向に声がかからない。するとソルティ兵士長からレイドック王の様子がおかしいので王の間に来てくれと頼まれる。
王の間につくとレイドック王が苦しんでいる
レイドック王はラーの鏡をのぞき込んでから様子がおかしくなったようで、下の世界同様レックを怪しむ兵士長。
そんな中、レイドック王にさらに異変が起きる。
「違う…私は・・レイドック・・。」
するとラーの鏡が輝きだしレイドック王の姿が、女性の姿にかわってしまう。女性は本当の姿はレイドックではなく名をシェーラだと答える。
その姿はまさに下の世界で眠ったままの王妃とうり二つだった。
第四話 ムドーとの戦い
シェーラが言うには本物のレイドック王はムドーのもとにいるのだと、それどころかムドー自身がレイドックだと告げる。
シェーラはソルティ兵士長に対し、「私を信じてくれますねトム兵士長?」と尋ねる。ソルティは困惑しつつもどこかトムと言う名前が気にかかるようだ。
それにしてもなぜムドーがレイドック王?と首をかしげるレック。
そんなレックに対し、「ずいぶんたくましく育ったわね」とレックっているかのような口ぶりで話しかけるシェーラ。ともかくシェーラたちと共にムドーのもとへ行くことになる。すべての謎はムドーに会いに行けばわかるのか?
ムドーの居城。なんだかとてつもなく邪悪なチカラを感じる。とうとう魔王とのご対面だ。
すると何の前触れもなく現れる、魔王「ムドー」。
ムドーは自身がやがて世界を支配するものだという。有無を言わさず戦闘になる。
なんとかムドーを破ったレックたち。その場を逃げようとするムドーにラーの鏡を掲げムドーの姿を映しだす。すると魔王ムドーの姿が王様の姿に変わっていく。そう彼こそ本物のレイドック王。
レイドック王はムドーだったころの記憶はないようで、上の世界の事を「夢の世界」だという。そこに駆け付けるソルティ兵士長。トム兵士長に話しかけるレイドック王に対しソルティ兵士長は見たことのないはずの王様をレイドック王だと認識する。ひとまず城に戻ることになり、ソルティ兵士長たちの後追う。城に戻ったら褒美をもらえるようだ。
第五話 レイドックの王子
城に戻った一行。魔王ムドーを退治したのでいつも以上に盛り上がっているかと思ったがどうやらそういった雰囲気ではないらしい。ムドー討伐が伝わっていない?そんなことを話していると一人の兵士から先に帰っているはずのソルティ兵士長たちがまだ帰ってきていないと告げられる。
もしかしたら帰りの道中で何かあったのかと言うレック。だが何かに気づいたバーバラ。レイドックが言う「城」というのはバーバラと出会った「下の世界の城」の事なのだろうか。
下の世界のレイドック城では永い眠りから覚めてレックたちを待つレイドック王とシェーラの姿があった。
レイドック王はムドーとの戦いを夢の中の話であって夢ではなかったと不可解な話をする。
詳しい話を聞こうとするレックに王が眠る前の話を語りだす。
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ムドーとの決戦に挑むレイドックは居城へむかう途中、船の上で不思議な空間にのまれ、気が付くと己自信がムドーになっていたのだという。
同時に王妃も倒れたレイドックが運び込まれた夜に自信もムドーの夢を見てそのままねむりのせかいにいってしまったのだと。
悪夢の淵より救ってくれたレックに感謝を述べる王。
スラミチ・レックは上の世界が現実で下の世界を幻の大地だと思っていたが、実際は現実世界だと思っていた上の世界こそが、夢の世界であったと言う事に驚きを隠せない。
3章に続く
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